新築カーテンを選ぶコツ!予算相場と安くおさえる方法も紹介します。
2024/11/15
ピカピカの新築住宅!
住み始めと同時に欠かせないのが「カーテン」ですよね。
施工業者(ハウスメーカー・工務店)と打ち合わせ中に、必ず出てくる話題でもあります。
とはいえ、入手方法はさまざま。
新築となると、カーテンの他にも決めごとがたくさんあって、
カーテンにまでこだわれない!という人もいるかもしれません。
ここでは、
「どうやって買おう?」
「どんなカーテンにしよう?」
「たくさんあって選びきれない!」
と、お悩み中のあなたへ、新築住宅のカーテンを選ぶコツをご紹介!
カタログを見るだけじゃもったいないですよ♪
目次
新築住宅のカーテン選びは正しく測ることから
カーテン選びでまずはじめにすることは、
「窓のサイズ」を正しく知ることです。
間取り図を見たり実際の建築現場に行ったりなどして、どこにカーテンを取り付けるのかを把握しましょう。
視覚的にとらえることで、部屋のイメージもしやすくなりますよ。
カーテンレールを正しく設置する
新築の場合、カーテンレールの種類や取付場所が決められますよね。
注意したいのが「どこでもいい」ではないということ。
家具・家電も何もない状態なので、適当な位置に設置するとエアコンや棚などがカーテンとぶつかってしまう可能性があります。
窓まわりに置きそうなものを想像してから、カーテンレールを取り付けましょう。
カーテンのサイズを正しく測る
カーテンレールの次はカーテンです。
「カーテンレール」を基準として、サイズを正確に測りましょう。
窓の数が多くて大変かもしれませんが、すべては夢のマイホームで快適に暮らすため!
丈や幅が足らないと、光が漏れるなどの不満が残ってしまいます。
注文後に生地を縫製するカーテンは、
既製カーテン・オーダーカーテンともに返品不可なのが一般的。
決して安い買い物ではないので、再度注文してお金も時間も取られないよう正しいサイズの計算が大切です!
▶︎カーテンズの便利な「おすすめサイズ自動計算ツール」はこちら
カーテンの役割・機能を知っておこう
新築だからこそ事前準備はしっかりと。
大体の予算が決まったら、実際にカーテン選びを始めるまであと少しです。
カーテンの役割や機能。
すべて覚える必要はありませんが、
「カーテンでこんなこともできるんだ!」
と知っておくだけでもカーテン選びがうんとラクになりますよ。
カーテンには、
- 光の調節
- 光のシャットアウト
- 目隠し
- 防音
- 部屋の保温
などいろんな役割があります。それに伴って、機能もさまざま。
- 遮光
- 遮熱
- ミラー加工
- UVカット
- ウォッシャブル
- 防汚
- 防炎
など。
より詳しくは以下の記事で見てみてくださいね。
新築カーテンの気になる予算相場
「カーテンっていくらくらいするの?」
新築の限りある予算。
カーテンに必要な金額を把握してから、実現可能な範囲で欲しいカーテンを上手に選んでいきましょう。
プロに依頼する場合
施工業者(ハウスメーカー・工務店)に依頼した場合、提携しているカーテン屋さんからの見積もりは窓10個前後で30〜50万円程度が相場。
カーテンレール・カーテンのグレード・特殊窓などの違いで予算が変わります。
すべてプロに任せるので、カーテンの仕上がりがキレイなのは確実。
でも、カーテン屋さんとのやり取りがかみ合わないと、自分のイメージと違うカーテンが使われてしまう可能性があり注意が必要です。
自分でカーテンを取り付ける場合
自分でカーテンを設置した場合、うまくすれば窓10個前後で10万円程度の予算で済みます。
ホームセンターやネット通販で購入してカーテンレール・カーテンを設置すれば、工賃0円!
イチから自分でやると、満足感・達成感が味わえますよ。
ただし、デザイン・価格ともに気に入ったカーテンを見つけるのは時間がかかるかもしれません。
取り付けに特別な技術は不要ですが、労力も費やしてしまうかも。
また、オーダーカーテンのようにピッタリなものをGETするのは難しいといえるでしょう。
新築住宅のカーテンを選ぶコツ
では、いよいよカーテン選びへ!
さまざまな視点から、あなたの理想にぴったりなものを見つけましょう。
優先順位を考えよう
すべての窓に高機能のカーテンを。
デザインや質感にもこだわりたい!
そんな素敵な熱意は新築ならではですよね。
でも、欲を出しすぎて予算オーバーになるおそれがあります。
どの窓のカーテンにこだわりたいか?と、優先順位を考えて決めていきましょう。
床・壁紙の色を見てみよう
部屋の床・壁紙の色をチェック!
カーテンの色を合わせると、部屋全体にまとまりが出て過ごしやすくなります。
壁は、ホワイト系の壁紙がほとんど。
空間に広がりをもたせたい(部屋を広く見せたい)ときは、ホワイト系のカーテンがおすすめです。
小物雑貨や植物など、趣味で置きたいほかのインテリアも映えますよ。
フローリング・畳・カーペット・ラグなどいろんなものが使われている床は、色もいろいろですよね。
薄い色味のフローリングなら、カーテンに色味をもたせると良いアクセントに。
濃い色味のフローリングなら、カーテンは薄いものをチョイスしましょう。
カーテンの色を適当に決めると、全体に重圧感が出たりなどして落ち着かない部屋ができてしまいます。
部屋のインテリアを考えよう
新築住宅では、それぞれの部屋に個性を持たせたくなりますよね。
各部屋のインテリアで、
- 何が中心になる?
- 何色が目立つか?
を考えて、それを考慮したものを選んでみましょう
。何を中心にしてどんな部屋のテイストにするかが決まれば、カーテンの色や柄が決めやすくなります。
このように、ソファーが目立つ色・中心になるなら、壁と同色系のカーテンを選んで引き立て役に。
反対に、部屋に中心となる色味がなければ、カーテンを中心にして部屋に彩りをプラス。
インテリアと同色系のカーテンで、イメージの邪魔にならない色柄を選ぶのも1つのポイントです。
シンプルな配色のお部屋なら、カーテンをさし色として使ってみるのもよいかもしれませんね。
部屋の用途を考えよう
新築住宅の間取りを考えるときは、各部屋に名前がついていますよね。
それぞれどのように使うのか、使用目的からカーテンを選ぶ方法もあります。
リビング
リビングは、みんなの憩いの場。
なじみやすい自然な色合い(アースカラー)のベージュやカーキなどを含む茶色系の色を中心にすると、ずっといても疲れにくく居ごこちの良い空間が作れます。
淡い色・透明感のある色味もおすすめ。
圧迫感がなく、リビングに広がりを持たせられます。
寝室
寝室は、日中の疲れを癒やすもの、朝の目覚めが良くなるものを選ぶとよいでしょう。
ゆっくりと落ち着けるような暗めの色や、外の騒音・光を遮る機能のものがおすすめです。
子供部屋
小さなお子さまなら、かわいらしく明るい色柄のカーテンを。少し大きくなったら、勉強に集中できるような落ち着きのある色を選ぶとよいでしょう。
和室
和室は、リビング同様アースカラーが似合います。
畳・木目の色に合わせたカーテンを選べば、心やすらぐ和の空間が演出できますよ。
カーテンの機能を使用目的に合わせよう
- 太陽の光で部屋を明るくする?
- まぶしい朝日・西日を防ぐ?
- お手入れはどうする?
など、毎日のカーテンの使い方を考えてみましょう。
すると、それに必要なカーテンの機能がわかってくるはず。
さまざまなものからぴったりなものを選んで、有効活用してください。
たとえば、朝日を浴びずにお昼までぐっすり眠りたい。
家にいることを外に知られたくない。
そんな人には、外側・内側からの光漏れを防ぐ遮光カーテンがおすすめです。
キッチンの近くなど油汚れや火災が心配な場所には、防汚・防炎タイプがおすすめ。
窓の近くで長時間作業をする人には、UVカット機能でお肌を紫外線から守りましょう。
家全体の統一感も出してみる?
まっさらな状態から、家族・あなたの好みに少しずつ仕上げていく新築住宅。全体的にテイストを統一したい!という人もいますよね。
そんなときは、各部屋に個性をもたせつつカーテンの色を同色系に。
ドレープカーテンの色柄は使う人の好みや部屋のイメージに合わせて、レースカーテンのみを統一するという方法もあります。
新築カーテン選びの【失敗例】
ワクワクの新居。
初日に「なんか違う・・・」では大変です!
カーテン選びで失敗しがちな事例をお伝えしますので、ぜひご参考にしてくださいね。
打ち合わせ不足
カーテンは、インテリア・カーテンの専門家に任せておけば大丈夫!と思われがち。
でも、取り付けられたカーテンを見て「自分のイメージと違った!」なんてことがあります。
この原因は打ち合わせ不足。
作りたい部屋の雰囲気が、お互い(あなた・お店)のイメージと合っていないんです。
打ち合わせでは、事前に色・柄・予算について大まかなイメージを決めておきましょう。
モデルハウス・ショウルームをプロと一緒に見学するのもありかもしれません。
自分の好みにこだわりすぎる
自分の好きな色柄にこだわりすぎて、新築の部屋・家具と調和がとれずにカーテンだけが浮き上がってしまうことがあります
。全体のバランスを考えるのはもちろん、新築のカーテン選びは家族と相談し合うのも1つの楽しみ。
特に、リビングは家族みんなが落ち着ける色柄にしましょう。
自分でDIY
費用をおさえるつもりが逆効果に!
自己流でレール・カーテンのサイズを計算したりレールを取り付けたり。
やり方を間違えてしまうと、やり直し、もしくは後戻りできないおそれがあります。
お金や時間がムダになるほか、新築に傷がつく可能性も。
カーテンは、正しい採寸方法を調べてから計算しましょう!
新築ですから、慎重に。
自信のないときはプロに依頼するのもアリですよ。
カーテンのコスト削減方法
できるだけクオリティの高いカーテンを取り付けたい!
予算と相談しながら譲れること・譲れないことを整理していくと、費用をぐっとおさえる方法が見えてきます。
新品のカーテンが必要?
新築の家は一生に一度の大きなお買い物。
カーテンレールとカーテンも、新品でそろえたいのは当然ですよね。
でも、実際には今まで使っていたお気に入りのカーテンが使える可能性も。
気になる人は、施工業者(ハウスメーカー・工務店)に1度相談してみましょう。
全部屋にカーテンが必要?
「将来の子供部屋に」など、しばらく使わない部屋があるかもしれません。
フローリングや家具の日焼け防止という意味でもカーテンは取り付けておきたいところですが、それほど必要性を感じなければそのままにしておいてもOKです。
あとで
「もったいない」
「ブラインドにすれば良かった」
と後悔しないためにも、すべての窓のカーテンにこだわりすぎるのは控えましょう。
プロを上手に利用しよう
失敗例でもお伝えしたように、「すべてプロにお任せ」「すべて自分でやる」のは余計な費用が発生するおそれがあります。
それを防ぐには、打ち合わせの早い段階で予算や完成イメージを共有し合うことが大切。
「採寸とレールの取り付けはプロに依頼して、カーテンの調達と取り付けは自分で」など、プロの手をうまく利用しましょう!
新築だからこそ、カーテン選びを慎重に
カーテンは、部屋の雰囲気を左右する重要なアイテム。
大切な鍵の引き渡し日、悩んで買ったカーテンが窓についているのを見るととても感動します。
新築のフレッシュな気分を味わうためにも、あなたや家族が満足できるカーテンを手に入れましょう!
カーテンの通販専門店「カーテンズ」は、豊富なバリエーションのカーテンがそろっています。
色・柄別はもちろん、定番の人気商品や部屋のテイスト別の特集もありますので、欲しいカーテンがきっとすぐに見つかります。
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カーテンズでは、カーテンのサンプル生地を無料でご提供しております。
残念ながら、実際の生地とネットショップ上の写真では見え方に若干の違いがあります。
またモニターの設定や環境により実際の商品の色と異なって見える場合がございます。
是非無料サンプルにて実際にお手に取ってご確認ください。
(※一部商品は有料サンプル、もしくはサンプルご用意ができないものもございますm(__)m)
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ぜひ店舗にもお越しくださいね。
※お取り扱いする全ての商品のサンプルご用意はございませんので、ご来店の前にお問合せくださいませ。
カーテンは一度購入したら長く使うものだからこそ、
インターネットでカーテンの通販をご検討されていらっしゃる場合は
ぜひサンプルが取り寄せできるお店を選んでいただくことをおすすめいたします。
この記事が少しでもカーテン選びのお役に立てていれば幸いです!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
この記事を書いた人
窓装飾プランナー吉田麻衣
カーテンズ WEB制作スタッフ。色彩検定と窓装飾プランナーの資格を生かして素敵なお部屋づくりをお手伝いいたします!ナチュラル・アンティークなテイストが好きですが、最近は機能性とおしゃれさを兼ね備えた北欧デザインにハマりつつあります。カメラと音楽と楽しいことが大好きです。
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