理想のサイズとは?長さで考えるカーテンの選び方
2019/09/24
カーテンの選び方で一番大事なのは、横幅と丈の長さを間違えないことです。
カーテンの長さについては、カーテンレール用のフックと生地の伸縮率についても知っておく必要があります。
目次
カーテンの長さの測り方
カーテンのサイズはカーテンレールで決まります。窓の大きさではありません。
窓のサイズそのままにカーテンを作ってしまうと、窓全体を覆うには足りないものになってしまいます。
既製品のカーテンに記されているサイズは、横幅と丈(カン下寸法)の長さです。サイズは、カーテンの購入前に必ず調べておきます。長さを測るときは、メジャーを使うようにしましょう。
横幅を測る
まずは、カーテンレールの両端についている固定ランナー(またはキャップストップのリング)の間隔を測ります。レールそのものの長さではないので注意しましょう。
次に、この数字を1.03~1.05倍にします。すると、横幅の理想の長さが出ます。カーテンが両開きの場合は、この数字を2で割ってください。
カーテンの長さは、横幅にぴったり合わせなくてもかまいません。短いと支障がでてきますが、ちょっと長いぶんには問題ありません。
カン下寸法を測る(掃き出し窓と出窓)
丈は、固定ランナーのリングの下側から測ります。メジャーは垂直に下ろしてください。掃き出し窓なら床面、出窓ならカウンター面までの高さを測ります。
次に、測った数字から1cmを引きます。これがカン下寸法になります。1cmを引くのは、カーテンの裾が床面にかからないようにするためです。
丈はピッタリの長さにします。短すぎると窓の下側が隠れなくなり、長すぎるとカーテンの裾が汚れやすくなるからです。
カン下寸法を測る(腰高窓)
腰高窓の場合は、窓の下枠までの長さに15~20cmを足した数字がカン下寸法になります。
床の手前まで垂らしてもかまいませんが、窓のまわりに家具があるときはカーテンがかからないようにしてください。
レースカーテンの長さは?
ドレープカーテンと横幅は同じ長さにして、丈は1cm短くします。カーテンを2枚とも閉じたときに、レースカーテンが見えないようにするためです。
特殊カーテンの長さは?
スクリーンやシェードは、内枠に取り付けるなら内枠のサイズのマイナス1cm、外に取り付けるなら外枠のサイズより大きめにします。
カーテン用のフック
カーテンレールにカーテンを吊るすために必要なのが、カーテンフックです。
フックには「Aフック」と「Bフック」の2種類があります。違いは、カーテンの生地でレールを隠すかどうかで、隠すのはBフックのほうです。生地全体の高さ(総丈)は、カン下寸法にAフックなら1cm、Bフックなら4cmを足した数字になります。
Bフックは生地がレールよりも高くなるため、ダブルレールのドレープカーテン用など、使い道が限られます。
アジャスターフック
プラスチックで作られたアジャスター付きのフックなら、カーテンの高さを調整できます。調整できる幅は5cmほどです。
カーテン生地の伸縮率
カーテンの選び方で失敗しないために、知っておくべきなのが生地の伸縮率(寸法変化率)です。
カーテンは洗濯するたびに縮みます。カーテンには、洗濯したときの伸縮率がタテとヨコで記載されています。ドライクリーニングと水洗いの二通りが載っている商品もあります。
伸縮率は素材によって異なります。一番縮みやすいのがレーヨンで、綿と麻も縮みやすいほうです。縮みにくいのがポリエステルとアクリルです。
縮みやすい素材のカーテンを選ぶときは、サイズを長めにしたほうがいいでしょう。
オーダーカーテンなら長さも自由自在
カーテンの長さをどうするかは、カーテン選びでもっとも大事と言えます。正確なサイズを把握するだけでなく、カーテンの吊り方や生地の伸縮率も考えないといけません。
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