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カーテンの機能 カーテンの防音について

防音カーテンは本当に効果があるの?選ぶときのチェックポイント&効果的な使い方紹介

2024/04/18

カーテンズのブログをご覧いただきありがとうございます^^
窓装飾プランナーの吉田です♪

防音カーテン」使っていますか?
私は以前、繁華街に住んでいて近所の様々な「音」で悩んでいた友人に、
防音カーテンをプレゼントし、生活が快適になったととても喜んでもらえた経験があります^^

当時その友人は警察に相談しようか悩むぐらいトラブル状態だったので、
気になるストレス音をカットできる防音カーテンは本当に役立つアイテムだなと思っています♪

ちなみに、繁華街に住んでいなかったとしても、
近隣やお隣さん、上下階の生活音はなかなか避けられないものですよね・・・!

最近はコロナウイルス流行の影響もあり、
テレワークが普及したことで、在宅中の会議の会話がお隣さんに聞こえないようにするには
どのカーテンがいいですか?といったご相談もいただくことが出てきました。

たかが防音カーテンと思いきや、されど防音カーテン、
プライバシーが重要視される時代に、ご近所付き合いを円満にする
重要度高めのアイテムだと私は思っています。

最高の防音対策は現在の環境をリフォームすることかもしれないですが、
建物のリフォームにはお金も時間もかかって大変ですよね^^;

当記事では「防音」に関するお悩み解決に役立つ情報や防音グッズの選び方を、
カーテン以外のツールを活用した騒音対策も合わせて記載しております。

なるべく「手軽に」「簡単に」「賃貸マンションや賃貸アパート、借家でもできる」
自分だけでも実施できそうな対策を紹介させていただいておりますので、
ぜひ最後までお読みいただけると幸いです^^

この記事を監修した専門家

福井カーテンレース産業協同組合 代表理事 出村敬
日本一の規模を誇るレースカーテンの専門染色工場である福井カーテンレース産業協同組合の代表理事。また、創業60年を超える出村レース株式会社の代表取締役を務め、オーダーカーテン通販専門店3店舗を運営する。

防音カーテンの効果と仕組み

よくご相談いただく、声のひとつに、
「防音カーテンって本当に防音できるの?」という質問があります。

結論「防音カーテンで、防音はできます

が、音の感じ方は人それぞれなので
(それを言ったらおしまいでしょ、とは言わないでくださいね笑)

まわりの環境や設置場所、音の種類によって効果に差があるので、
状況に応じた適切な防音カーテンの選び方が必要になってきます。

以前私が、カーテンのプロとして、防音カーテン「サンガード」という商品で
実験してみましたのでその結果をご紹介いたしますね^^
(まわりの環境や設置場所、音の種類によって効果に差があります)

防音カーテンの効果

sunguard_bouon

と、いきなりこんなグラフを見せられても分かりづらいですよね笑(すいません)

まず、音の大きさは左側の縦列dB(デシベル)で表すのですが
ピアノは15dB以上小さくなっています!

最も防音効果を発揮したジェット機については
20dB以上小さくなっていました(すごいです!)

この実験結果からも分かるように
防音カーテンは人の話し声より少し高い音域、
中高音域で防音効果を発揮する!ということが分かります^^

ところで、中高音域ってどんな音?と思われたかと思うのですが
(私はこの仕事をするまで中高音域という言葉すら知らなかったです笑

例えば、

  • 女性の声
  • 映画の音
  • 子犬の鳴き声
  • 電車・自動車の通過音
  • ピアノ等の楽器音
  • 工事現場の音
  • 路面電車や地下鉄の音

などに多くの中高音域が含まれています。

これらの音の侵入,漏れが防げる防音カーテンってかなり優秀ですよね!(改めて感心します)

ちなみに、音が伝わる仕組みはご存知ですか?

詳しくは後述するのですが
音を伝える方法は2つあり

空気を振動させて伝える方法(空気伝搬音 くうきでんぱんおん)と
物を振動させて伝える方法(固体伝播音 こたいでんぱんおん)とがあります。

身近なところですと、話し声は空気伝搬音に分類され
足音や物が落ちるときに発生する音は
床を振動させて音が発生するので固体伝播音に分類されます。

防音カーテンは空気伝搬音で効果を発揮するのですが

中高音域でご紹介した工事現場や電車、地下鉄の音、
一般的には空気を振動させて音がなっているため空気伝搬音に分類されますが

もしお住まいの場所から工事現場が非常に近かったり
電車が通るたびに建物が振動するような場合ですと

空気伝搬音だけでなく、物を振動させて伝わる固体伝播音も発生しますので
防音カーテンと併せて別の防音対策も必要になってくるのです・・・

「どんな防音対策が必要なの?!」
そんな方のために、この記事の後半では
防音カーテン以外の防音対策もご紹介しておりますので参考にしてくださいね!

防音カーテンの仕組み

そもそもなぜ「防音カーテン」は「防音」できるのだろう?と昔の私は疑問に思っていました。

防音カーテンとは、音が通りにくい特殊な織り方や素材でつくられており
「音を遮る(遮音)」「音を吸収する(吸音)」2種類の特性を持つカーテンのことです。

bouon_kyuuon

クッションやタオルに向かって話すと声が聞こえにくいですよね。
同じように、カーテンも糸の密度が濃い(重たかったり)かったり
カーテンの本体にコーティングされていると防音効果が高まります。

先ほどご紹介したサンガードの場合
カーテン本体にアクリル樹脂コーティング加工が4層もされているため
「遮音」「吸音」の効果があるんですよ。

ちなみに、防音カーテンの多くは、普通のカーテンに比べ重いため
防音効果のほかにも優れた遮光性、遮熱性も期待できます。

部屋の明るさや温度管理など、生活全般に関する悩みも解決してくれます^^

しかし、そんな万能な防音カーテンですが
すべての音が防ぐことができるわけじゃないんです・・・!

防音カーテンで防げない音

例えば次のような音は防音カーテンで防音することは難しいです。

  • お子さんが走る音
  • 物が落ちたときに発生する音
  • 水を出したときの音
  • エレベーターが昇り降りする音
  • バイクの音

これらの音に共通している点は
物質を振動させて音を伝えているという点です。

音には高い低い大きい小さいがありますが
伝わり方にも以下の2パターンあります。

空気伝播音(くうきでんぱんおん) 空気中を伝わって耳に届く音
固体伝播音(こたいでんぱんおん) 床・壁・天井などに振動や衝撃となって伝わる音

空気伝播音は、人の話し声やテレビの音などの中高音域。
距離が離れるほど音のレベルが弱くなり、
建物や建具などの遮蔽物によって防げます。

固体伝播音は、先に紹介したような音で
遠く離れていても糸電話だと聞こえるのはこの原理です。
物質を振動させて音を伝えるので、
防音カーテンのみで防ぐことができません。

防音カーテンでは防げない音を防ぐには?

bouon1

防音カーテンで防ぐことのできない固体伝播音は
建物の躯体(くたいとは、建物の構造を支える骨組みのことです)が原因で発生するケースが多いです。

そのため、リフォームをしたり、壁一面に防音性の高い壁を
取り付けるなどといった大掛かりな方法が一般的ですが

賃貸マンションやアパート、借家だと施工が難しかったり、
壁一面を防音壁にする場合は数万円~数十万円程度、
リフォームの場合は数百万円程度と高額のためほとんどのケースにおいて現実的でないと思います。

低予算かつ手軽にできる防音対策もあるので
まずはそういったものから取り組むことをおすすめします。

  • 床を通じて伝わる音への対策
    歩く音や、物が床に落ちる音、シャワーの音など
    床を通じて伝わる音は、音を発生させるものの下に
    何か敷くことで軽減することができます。
    歩く音や、物が床に落ちる音はマットやラグを敷き、
    シャワーの音は浴室マットを敷くことで軽減することができますよ^^
  • 壁を通じて伝わる音への対策
    ドアや窓を閉める音など、壁を通じて伝わる音は
    防音テープと呼ばれるテープを、ドアに貼ることで軽減できます。
    「戸当たりテープ」で検索すると沢山でてきますし
    最近では100円均一でも販売されているためスグに防音対策ができます。
    (私の家では防音テープでスキマ風も防げて一石二鳥でした笑

それでも防音できない・・・そんな方に

これは騒音に悩んでる方に向けた話になりますが

対策しても改善されない場合は
第三者に相談するのも一つです。

マンションなどの集合住宅にお住まいであれば
管理組合が助けてくれることもあるので
まずは管理組合を頼ってみると良いでしょう。

戸建てにお住まいであれば、
役所が運営している公害苦情相談窓口という
騒音問題に対応している窓口がありますので
そちらに相談してみるのもアリかなと思います!
(公害苦情相談窓口は賃貸物件にお住まいのかたも利用できる窓口です)

※公害相談窓口の連絡先は
「世田谷区 公害相談窓口」のような感じで
「お住まいの市区名 公害相談窓口」で検索すると窓口が見つけやすいです^^
「世田谷区 公害相談窓口」の検索結果

防音カーテン以外の防音対策

bouon2

カーテンショップだから防音カーテンの防音対策しか教えない、なんてことはありません笑

防音カーテン以外でも導入しやすい防音対策をご紹介させていただきますね^^

状況に併せて取り組んでみてくださいね~!

模様替えをする

何もない部屋で声を出すとよく響き
カーテンやソファ、本棚などがある部屋では声が響かない。

そんな体験をされた方は少なくないのではないでしょうか?
(声が響く浴室ではついつい歌ってしまいませんか?笑

それは、家具が音を吸収してくれるからです。

この原理を利用して、壁際に背の高い家具を移動させるだけでも
防音効果が得られるので、今一度 家具の配置を見直してはいかがでしょうか^^

  • メリット
    無料でできる
    賃貸マンションやアパート、借家でもOK
  • デメリット
    リフォームに比べると防音効果は落ちる
    家具によっては一人では動かせない

ちなみに1人で動かせない家具も「カグスベール」を使うと超楽ちんです笑

防音テープを付ける

窓に少しでも隙間があると、音はそこから抜けてしまいます。

防音テープは、そんな窓やサッシの隙間を埋めてくれるテープです。
隙間を埋めることで、防音効果以外にも保温、防虫効果も得られます!
価格は数百円とお手頃なのもうれしいですね!

  • メリット
    お手頃(数百円で手に入る)
    体力や力に自信がないかたでも設置しやすい
    賃貸マンションやアパート、借家でもOK
    防音効果以外の効果も(保温・防虫)
  • デメリット
    リフォームに比べると防音効果は落ちる

防音フィルムを付ける

窓を閉めていても完全に音が遮断されるわけではありません。
窓自体からも音が漏れてしまうのですが、それを抑えるのが防音フィルムです。

ホームセンターや、ネットで販売されていて
防音テープより値段は高く、価格は数千円~数万円で販売されています。

防音テープ同様、保温効果も期待できますよ^^

  • メリット
    体力や力に自信がないかたでも設置しやすい
    賃貸マンションやアパート、借家でもOK
    防音効果以外の効果も(保温)
  • デメリット
    やや高額(数千円~数万円)
    リフォームに比べると防音効果は落ちる

ちなみに、ワイヤー入りのガラスの場合
防音フィルムを貼ってしまうとガラスに亀裂が入ってしまう恐れがあるため注意が必要です。

亀裂が入る原因は「熱割れ」です。

「熱割れ」とは、ガラス内のワイヤーの温度と、
サッシ部分の温度の温度差が広がることで発生します。

通常、何も貼っていない状態のガラスであれば
ガラス内に熱が籠る心配がありませんが、防音フィルムを貼ってしまうと熱が籠ってしまいます。

熱が籠り、ガラス内の温度が上昇すると
ガラス部分は膨張するのですが、何も貼っていないサッシ部分は温度は低いままです。
この状態が続くと、ガラスの膨張圧力にサッシが耐えられなくなってしまうため
ガラスが破損してしまいます。これを「熱割れ」と言います。

ですので、ワイヤー入りガラスの方は防音フィルム以外の対策をご検討くださいね!

耳栓をする

bouon3

こちらは騒音に悩んでる方向けになります。

防音対策することで改善されますが限界もあります。。。

そこでおすすめなのが耳栓です。

根本的な防音対策ではありませんが
耳栓は100円均一でも販売されており、即効性もあります。

騒音は特に就寝時に気になると思いますので
就寝の時だけ耳栓を付けるというのもいいかもしれません。

※耳栓をしながら目覚ましが聞こえにくくなるので注意が必要です^^;
もしApple社のAirPods Proをお手持ちでしたら、
「周囲の音が消える」ノイズキャンセリング機能がありますので
この機能を使用することで目覚まし聞こえない問題は解決しますよ!

  • メリット
    お手頃(数百円で手に入る)
    もちろん賃貸マンションやアパート、借家でもOK笑
  • デメリット
    根本的な防音対策ではない

防音カーテン選びのチェックポイント

では、「確実に防音カーテンの効果を得るには?」

チェックしておきたいポイントを4つ紹介します!

重たいもの、重量のあるものを選ぶ

分厚くて重量のあるカーテンは防音効果が高いです。

高いところからボールを落とした場合
地面に何もなければ跳ね返りますが、分厚いマットが引かれていたら
何もないときに比べ跳ね返りは弱くなりますよね。

音は目に見えませんが、その正体は「圧力」のため
高いところからボールを落としたときと同様に
分厚いものの方が圧力を吸収してくれます。

重たいカーテンというのは分厚いため
軽くて薄いカーテンに比べて防音効果は高いですよ。

ちなみに「防音カーテン」として販売されていなくても
分厚く重量のあるベロア素材は防音性が高いです。

※重すぎるカーテンに注意

重たすぎるカーテンは注意が必要です!
場合によっては、使い勝手が悪くなったり
カーテンレールの破損につながったりします。

防音効果は重量に比例するとはいったものの、
カーテンレールの耐荷重を超えてしまうと本末転倒。

一般的なカーテンレールは5〜10kgほどまで耐えられますが、
デザイン性や価格を重視したものは3kgほどで変形する場合があります。
取り付ける前に、カーテンレールの耐荷重を確認しておきましょう。

カーテンレールの耐荷重の確認方法ですが
店舗で購入される方であれば説明書などに記載されていますが
インターネットの場合、耐荷重が公開されていないことがほとんどですので
記載がなければ販売会社に問い合わせて確認しましょう。

また、カーテンは重たすぎると開け閉めが少し面倒に。
人の出入りや換気,採光などで毎日のように使う窓には、
防音カーテン以外の防音対策を考えてみても良いかもしれません。

窓枠より大きいサイズを選ぶ

カーテンのサイズは、窓よりひと回り大きめにしましょう。

窓を完全に覆って、窓部分を密閉するような取り付け方がベストです。
窓から伝わる音の多くが防音カーテンに吸収されるようにするためです。

カーテンは、注文時にカーテンレール,窓枠の採寸,計算が必要です。
防音カーテンを取り付けたい窓を見て正しい測り方で数字を出し、
その結果から高さを少し多めにとりましょう。

カーテンズでは、簡単にサイズがわかる
おすすめサイズ計算」があります。

必要な項目は、5つだけ!

  • カーテンの種類
  • 窓のタイプ
  • レールの横幅
  • 高さ
  • カーテンの開き方

防音カーテン用のサイズ計算がわからなければ、お気軽にご相談くださいね^^

お問い合わせフォームはこちら

ヒダがフラットのものを選ぶ

flat

ヒダというのはご存知ですか?

ヒダというのは画像の通りカーテンの上部にある
つまみ箇所を指します。

ヒダには種類があり、一般的には
1.5倍ヒダ、2倍ヒダ、フラット(ヒダなし)の3種類で
防音対策にはフラットがおすすめです。

画像で比べると分かりやすいのですが
1.5倍ヒダ、2倍ヒダはカーテンにウェーブが発生するため
カーテン上部に隙間が生まれやすくなります。

音は隙間から漏れてしまうため、
1.5倍ヒダ、2倍ヒダの場合、カーテン上部から音が漏れやすくなってしまいます。

その点、フラット(ヒダなし)の場合は
カーテンに波がほとんど発生しないため、
カーテン上部の隙間が少なく、カーテン上部からの音漏れを抑えることができますよ。

ちなみに、量販店ではヒダを選べないことがありますので
ヒダを変更できる店なのかも事前に確認しましょう。
(カーテン専門店はヒダの変更ができるお店が多いですよ)

口コミや評判を参考に

Word of mouth  

防音カーテン選びで重要なのが「口コミ、評判」です!

現在は複数の防音カーテンが販売されていますが、
正直、カーテンのプロでも迷うくらい種類が豊富です。

その中から、設置予定のお部屋や使用用途にぴったりなものを
選ぶにはいったい何を参考にしたらいいのか、悩みますよね^^;

ただ、カタログや商品説明には
防音性を比較できる共通の数値などが載っておらず、
防音性の高いカーテンを確実に選ぶのは困難です...。

そこで参考にできるのが、
実際に使ったことがある人からの「口コミ,評判」です。

ただ、防音性は、その人の感性,まわりの環境にも左右されます。
また、否定的な意見やポイント稼ぎの大げさな高評価もあるので、
100%確実なものではありません。

カーテン専門店などの信頼できる情報元や、
口コミを発する人が正しく使えているかかどうかを
しっかり見極めるのが重要です。

防音カーテンの効果的な使い方

「防音カーテンを取り付けたけどいまいち効果がわからない。」

「もっと防音したい!」

そんな悩みを抱えないためにも、
効果が最大限発揮できる正しい使い方を知っておきましょう。

部屋とのすき間を減らす

カーテンレールへ、ただ単に防音カーテンを取り付けるだけでは不十分です。

音は少しの空間からでも伝わるので、
部屋とのすき間を減らすことが重要なポイントです。

冬場は窓から吹く冷気も遮断できるので一石二鳥ですよ^^

天井付け・室内側に

カーテンの上部「カーテンレール」も忘れずに密閉しましょう。
カーテンボックスがあるとすき間が埋まりやすいです。

無い場合は、アジャスターフックの可動部分を下げて
天井との距離を縮めるのも効果的。
天井付けにすれば、
カーテンボックスやアジャスターフックに手を加える手間が省けます。

カーテンレールが2本(ドレープ用,レース用)のときは、
防音カーテンは室内側へ。
窓との空気層を設けるように設置すると、
その中で音が反響してより多くの音が閉じ込められます。

マジックテープ・押しピンを使う

Push pin  

密閉度を高めるため、
カーテンの横,床の部分をマジックテープや押しピンで留めましょう。
ギャザーを寄せずに窓にぴったりとくっつけてすき間をなくし、
音が逃げないようにします。

好きなカーテンで防音する方法

Favorite curtain  
数の少ない防音カーテンは、
あなたの好きなデザインや素材が見つかりにくいかもしれません。
また、すでに気に入ったおしゃれなカーテンが防音じゃない場合。
普通のカーテンでもできる防音対策を紹介します!

基本はすき間を減らすこと

防音の基本は、部屋とのすき間を極力減らすこと。
上記でお伝えしたとおり、カーテンの上,横,下から
音が漏れないように何かしらの工夫をしてあげましょう。

すき間を減らすポイント

  • サイズは窓より大きく
  • 天井付け・室内側
  • マジックテープ・押しピン

普通のカーテン+防音レースカーテン

おしゃれなドレープカーテンをそのままに、
レースカーテンで防音性を高める方法。
防音レースカーテンは、
遮熱・紫外線カット・花粉ガードなどの機能も
そなわっているものが多いのでとても便利です。

普通のカーテン+吸音材

おしゃれなドレープカーテン・レースカーテンをそのままに、
部屋の壁・床・天井に吸音材を用いる方法。
音の振動を弱めて吸収するので、
特に外の騒音(固定伝播音 こていでんぱんおん)に効果的です。

例えば、

  • グラスウール(ガラスウール)
  • ウレタンフォーム
  • ロックウール
  • フェルト
  • 石綿板(いしわたいた)
  • 木毛板(もくもういた)

など。
主に建築材料として使われるものもありますが、
ご家庭用のものも楽天市場やAmazonなどでたくさん販売されています。

「吸音材」「吸音パネル」「吸音シート」という言葉で
ぜひ探してみてくださいね^^*

防音カーテンでストレス減!

快適な毎日を過ごすためには
「音」の対策が意外と重要かもしれません。

防音カーテンが効果的に使えれば、
生活音の漏れを防ぎ外の騒音もシャットアウト。
防音カーテン+吸音材で防音効果を高める方法も良いでしょう。

本格的なリフォームで防音するには、
「二重窓(内窓)を取り付ける」「防音ガラスに入れ替える」などがあります。
でも、もっと手軽&自分でなんとかできるのはやっぱり防音カーテン!
賃貸物件にも安心して使えます。

防音も含め、遮光や遮熱などの機能性カーテンは
部屋の使い方を考えながら最適なものを選びましょう。

カーテンの通販店「カーテンズ」では、
豊富なデザイン・色柄・機能のカーテンをたくさんご用意しております。
サイズも1cm単位で指定できるので、
きっとあなたにぴったりなオーダーカーテンが見つかります!

防音・遮音カーテン一覧はこちら

参考文献

最後になりましたが
防音対策の勉強に使用させていただいた資料をご紹介します。

・マンションの「音のトラブル」を解決する本(あさ出版)
・断熱・防湿・防音が一番わかる(技術評論社)
・振動・騒音の本(B&Tブックス 日刊工業新聞社)
・音と振動の科学(B&Tブックス 日刊工業新聞社)

どの本も大変勉強になりました。

私のまとめた記事以上に、
もっと深く防音について知りたい!という方には

どれもオススメの本なので、
ぜひ手に取って読んでみてくださいね^^

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

カーテンズの防音カーテン

おすすめ「ブランシェル」

ブランシェル

横糸に綿麻を使用したソフトな生地感の完全遮光カーテン。
ナチュラルインテリアに完全遮光カーテンを取り入れたい方におすすめです。

防音効果だけじゃなく、冷暖房の効率アップも期待できる優れもの。
ナチュラルでソフトな色味が合わせすいホワイトとアイボリーの2色展開。

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お部屋の雰囲気をフレッシュにしてくれる清々しいグリーンと、
心落ち着くグレイッシュなブルーの2色から選べます。

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おすすめ「サンガード」

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従来のシャワーカーテンのような表生地とは違い、
ナチュラルな雰囲気にもマッチします。

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カーテンズの防音レースカーテン

おすすめ「レース クワイトリー」

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シンプルな生地に縦ラインがアクセントになったレース。
厚みのあるレース地の裏面に樹脂コーティング加工をして音を遮断し、
気になる音もレースカーテンが和らげてくれます。

昼はもちろん、夜も外からの視線を遮る遮像効果も高く
安心して過ごせるプライバシーレースです。

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防音カーテンが効果的に使えれば、
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本格的なリフォームで防音するには、
「二重窓(内窓)を取り付ける」「防音ガラスに入れ替える」などがあります。
でも、もっと手軽&自分でなんとかできるのはやっぱり防音カーテン!
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この記事を書いた人

窓装飾プランナー吉田麻衣
カーテンズ WEB制作スタッフ。色彩検定と窓装飾プランナーの資格を生かして素敵なお部屋づくりをお手伝いいたします!ナチュラル・アンティークなテイストが好きですが、最近は機能性とおしゃれさを兼ね備えた北欧デザインにハマりつつあります。カメラと音楽と楽しいことが大好きです。

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